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通尾秀介『シャドウ』

秋の夜長で電車でも、喫茶店でもなく、自宅で1冊読見切りました^^


道尾秀介(みちお しゅうすけ) [⇒もっと詳しく]
シャドウ

(第7回本格ミステリー大賞受賞作)


小学生の男の子のお母さんが癌で死んじゃってから話が進む。
父母共に同じ大学同級生の幼馴染のお母さんが自殺する。
理由は夫婦仲が悪く、親友(男の子の母)が死んでしまって心が折れてしまったよう。(じゃないかと周りの推測)
その幼馴染のお父さん、精神科の先生なんだけど、幻聴?幻覚??で勘違い(後に勘違いと解るのだが…)から奥さんが浮気してると思いこんでて、娘が本当の自分の娘か信じられなくなってしまってたため、奥さんが追いつめられて自殺したのではと思っていた。
しかし、娘の態度と、お父さんの昔の病気が再発したのでは?と心配した男の子が真実を見つけだす。



ストーリーは基本小学生の男の子がメイン。同じ出来事をそれぞれの登場人物の視点で話を進めるって感じ。
殺人事件じゃないから、事件を解決する!って流れじゃなく、
男の子がお父さんや女の子の様子が心配で、なんとか力になってあげたいと考えた行動が、複雑にからんだ人間関係を明らかにして、自殺した幼馴染のお母さんの本当の理由、背景を明らかにする。
そして最後に起きる事故・・・


道尾さんの作品は、精神病な人が多いなってのが読んでる途中の感想。
ついでにちびっこの男の子が主役ってのも。
(って言っても、向日葵のと2作品しか読んでないけど☆^-^;;)

一番辛い立場なのは、幼馴染の女の子なんだけど、嫌なことサラっと書いてあるから、そんな事感じない。
悲しい話なのに、最後は円満のように終わって、まぁ、あたしはそう感じちゃって、残念に思った。
自分が女だからか、女の子の立場になったらそんな終わり方キレイすぎる気がしたから。
個人的に、後味の悪い作品だと感じた。

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